猫に登録制度がない理由

猫に登録制度がない理由

猫を飼い始める際に気になることの一つに、登録制度はどうなっているのかということがあります。猫を飼う上で、一般的には登録を行う必要はありません。

犬の登録などはありますが、猫の場合はどうして登録が無いのでしょうか。ここでは、猫に登録が無い理由について紹介しましょう。

登録の必要が有る犬と、登録の必要が無い猫には、どういった差があるかというと、犬の場合は狂犬病関連の法律があることが最たる理由といえるでしょう。日本においては、狂犬病予防法という法律があり、国や自治体によって犬の一頭一頭を管理し、狂犬病の蔓延、流行を抑制しています。

猫に登録制度がない理由

犬は個体を把握するための登録と、狂犬病予防接種の登録が義務化されており、それぞれの登録によって狂犬病を抑制しています。猫の場合、これらの狂犬病の心配が少ないため登録制度が必要なく、無登録でも飼育することが可能となっています。

狂犬病以外の理由では、野犬は野生動物として危険であることなどもあるでしょう。野犬は、しつけなどがされていないため、飼い犬ほど安全ではなく、人を中心に深刻な被害を及ぼす可能性もあります。

そのため、元の理由はどうあれ、こういった危険因子を出さないようにするため、犬を登録によって管理する必要があるのです。反面、猫は野生化してもさほど被害を及ぼさないとされているため、登録もありません。

猫に登録制度がない理由

ここまで猫の登録が無い理由について紹介しましたが、最近では事情も変わってきたようです。ここ数年では杉並区や堺市などの地方自治体によって猫の登録制度を実施しているところもあり、ほかの自治体でも登録制度についての検討がなされており、猫を飼う人は今後注目が必要になってきます。

猫の登録制度の実施による効果は大きく、同じく登録制度を実施した厚木市での猫の殺処分数は、実施前と比べて8分の1まで減少するなど、登録制度によるメリットも確認されています。

猫の登録は、まだまだ各自治体によって差異があるため、自分の地区の状況によく目を光らせておくと良いでしょう。

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